こんにちは。
3月最終週です。
4月から薬局仕事に復帰します。産休に入ったのが9月16日からでしたので、およそ半年現場から遠ざかっていました。
この間に新しいインフルエンザ治療薬が登場していました。本で読んでいるものの実際に触っているわけではないので、自分の細胞が反応できません。薬局薬剤師という仕事は薬について「反応」できるくらい知識が体の隅々までいきわたっているのが大切です。そうでないと仕事のスピードが遅くなるのはもちろんですが、間違いがあったときに気付けないのです。どちらの場合にも患者さんに不利益を与えます。
そして「シダキュア」という薬も登場しました。今まで「シダトレン」があったのですが、冷蔵庫の保管であったため扱いにくくなっていました。旅行行くときどうするんですか?という質問を何度も受けました。この「シダキュア」が発売されることで室温保存でよくなり、さらに舌下に含む時間が短縮され、使いやすくなりました。
新しい薬については少しずつ体に覚えさせていきつつ、それ以外の薬は今まで通りなわけですからしっかり患者さんに貢献していきたいと思います。
家にいる間に書いていた記事が掲載されました。市販薬の胃薬、個人の判断で服用は危険
胃薬についての質問をよく受けるので、それをまとめてみました。
その薬があなたを殺す! 薬剤師が教える“知らないと毒になる”薬の話 (SB新書) 新品価格 |
胃薬についてはもちろん他の病気についても書いてあります。身近な病気について「こうすればよかった」「これやったら危ない」ということがわかります。10月になったら消費税が10%になってしまうので、まだでいいやと思っていると損してしまいます。
「こんな薬の飲み方!」こちらも好評です。この内容を書くのはかなり思い切ったのですが、喜んでもらえたので結果的によかったです。「こんな薬の飲み方!」する人が本当にいるんです。わたしたち薬剤師は指導しているものの実際まだいるので、まだまだ未熟だな、がんばらないとと戒めています。